2022年10月13日(木)日本時間午後8時30分から午後10時30分まで(ブラジル時間午前8時30分から午前10時30分まで)、ブラジルのサン・カルロス連邦大学、リオ・グランデドスール連邦大学、および日本の拓殖大学をオンラインで結び、各大学のSDGs環境教育について、情報共有と意見交換を行い、交流を深めました。
まず、拓殖大学・鈴木昭一学長からの開会のメッセージがポルトガル語で表示され、日本語に同時通訳されました。
前半の講演会では、サン・カルロス連邦大学環境科学部Fernando Silveira Franco教授から、同大学のSDGs活動の紹介およびブラジル社会が抱える課題について紹介がありました。続いて、リオ・グランデドスール連邦大学水理研究所小檜山雅人教授からは、同大学における環境教育の紹介がありました。拓殖大学商学部潜道文子教授とゼミ生の商学部4年鈴木翔太さん(静岡県立沼津城北高等学校出身)、商学部3年山田大晴さん(札幌第一高等学校出身)からは、拓殖大学におけるSDGs教育の取組みが紹介されました。 後半のパネルディスカッションでは、本交流会の主催者であるNPO法人VERSTA専務理事小野瀬由一氏(拓殖大学大学院商学研究科講師)の進行で、VERSTAのブラジル大西洋沿岸林再生支援SDGs事業の活動経緯と2030年ゴール、および前半の講演について意見交換が行われました。
本交流会は、イオン環境財団助成を得て、NPO法人VERSTA主催により、ブラジル国大西洋沿岸林再生支援SDGs事業の一環として企画されたものです。時差が12時間あるなか、ポルトガル語と日本語の同時通訳機能を使って交流会は進み、オンラインならではの活発な交流会となりました。なお、当日の様子は、ブラジルのテレビ局TV-BAND農業チャンネルで映像放映されました。