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【市原ゼミ】留学生が「第4回 SDGs エコフォーラム in 埼玉」の修了証を取得

2023年4月17日

2022年12月10日(土)10:00~16:30、埼玉県さいたま市大宮にあるソニックシティにて「第4回 SDGs エコフォーラム in 埼玉」が開催されました。参加人数は、延べ 425名にのぼり、老若男女が集い、活発な意見交換や次世代を担う、若者グループによる調査研究発表も行われました。 
このフォーラムには拓殖大学・商学部の市原ゼミの留学生2名がコアメンバーとして参加しました。夏休み頃から当日まで、埼玉県が主催する会合に5回ほど出席し、プログラムや内容について議論を交わしながらエコフォーラム開催の準備を進めてきました。特に、大学生を中心とするメンバーでは、「若者が創造する脱炭素な未来ライフスタイル~私たちが 2030 年に向けて実行するアクション~」というテーマを設定し、フォーラムで発表することを目標に活動がスタートしました。若者が興味を持つライフスタイルに関するテーマ4つ(①電気自動車 ②サスティナブルファッション③食品ロス ④環境教育)を選定し、各テーマに分かれて調べたり、外部の意見を聞いたりする研究発表もプログラムされ、それらの発表準備にも力を注いできました。 

市原ゼミでは、3年生を中心に地球温暖化防止活動を行っています。埼玉県内の小中学校とも交流し、SDGs活動を行っています。その活動の中で、埼玉県地球温暖化防止活動推進センターにお声がけいただき、「若者が主体となる脱炭素ライフスタイルワークショップ」にも参加しました。この活動に興味を持った留学生2名が、地球温暖化に関し、理解を深め、卒業論文にまとめたいという希望から自らの意思でコアメンバーとなりました。 

謝京銘(XIE JINGMING)さんは、芝浦工業大学の日本人大学院生と一緒に「電気自動車を使用した脱炭素な未来モデルの提案」を研究し、リュウロ(LIU LU)さんは埼玉大学の中国人留学生とともに中国と日本を比較した「サスティナブルファッションと脱炭素」というテーマで研究し発表しました。当日は、テーマごとの発表、それを受けて論点の抽出、その解決策についてワークショップを通して皆で真剣に考えました。 そして、この活動は就職活動でもアピールし、謝さんは日本国内のIT企業、リュウさんは中国のマスコミ企業に就職しました。卒業論文にもまとめられ、謝さんは現在も埼玉県の脱炭素活動の会議に継続参加しています。リュウさんは、これから中国のタウン誌にサスティナブルファッションのことについて執筆することが決まっています。