拓殖大学・国際学部の竹下正哲ゼミを中心に他ゼミメンバーも含めて、2023年9月2日~11日まで、ネパールゼミ研修を行いました。この研修では、主に農業の視点から国際協力や途上国の開発を学ぶことを目的としています。
ネパールは、これまでの自給自足的な農業(subsistence agriculture)から、お金を稼げる商業的農業(commercialized agriculture)へと国を挙げて方向転換しようとしており、その最前線を調査してきました。印象的だったのは、国や自治体が主導する農園以上に、民間の起業家たちが作った農園の最新性でした。この変化の速い時代にあっては、民間のスピード感こそが成功の鍵になるのだな、と実感できた旅でした。
また、日本の農業資材商社㈱サンホープさんらとともに、チトワン氏の中央卸売市場の視察をしました。現在、拓殖大学国際学部は、JICAと連携して、「ネパール 農業を通じた農村地域活性化プロジェクト」を展開していますが、その販路開拓において重要になってくる場所です。
■拓殖大学 国際学部「ネパール 農業を通じた農村地域活性化プロジェクト」
https://fis.takushoku-u.ac.jp/research/jica-volunteer/