2024年1月20日(土)に国際講座第9講「アフター・ウクライナの世界と日本」をテーマに川上高司海外事情研究所教授を講師に開催しました。なお、今回の国際講座は、今年度をもって定年退職を迎えられる川上高司教授の記念講演(川上高司教授最終講義)として開催しました。
講演では、はじめに2024年の世界の展望からはじまり、世界の各地で選挙が行われる年であることに触れ、特に、米国の大統領選挙に向けた動きについて解説がありました。その上で、主要国の選挙と国際政治との関係を取り上げました。
また、ウクライナ戦争について取り上げ、ウクライナと台湾の地政学上の類似性について取り上げ、米中関係、台湾有事に触れながら、日本にとっての台湾の重要性について解説がありました。
後半では、これまでの学者としての歩みを取り上げ、著名な先駆者との関わりの他、実務と研究との関係について話がありました。最後の質疑応答では、多くの質問がありながらも、一つ一つ丁寧な説明がありました。